アメリカの宇宙開発企業スペースXは、2020年5月30日午後3時23分(日本時間31日午前4時23分)、NASAの宇宙飛行士二人を乗せた宇宙船「クルードランゴン」を国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げました。
民間企業による有人宇宙飛行は史上初で、米国では2011年のスペースシャトル計画終了以降、有人宇宙船の打ち上げが実施されていなかったので、米国内からの打ち上げは9年ぶりとのこと。
なにかと暗いニュースが多い中、こういうニュースってわくわくしますね。
スペースXは、アメリカ合衆国の企業で、2002年にPayPalの創業者、イーロン・マスクにより設立されました。イーロン・マスクは電気自動車会社テスラの創業者でもあります。
スペースXは民間による火星探索や移民構想も掲げており、2016年にはそのための輸送システムであるスターシップを発表するとともに、早ければ2020年代にも飛行を開始するとの目標を明らかにしています。
かつて有人宇宙飛行は、米ソを中心とした国の威信をかけた経費度外視の戦いでした。
これからは企業が商売として宇宙開発する時代なんですね。あと10年もすれば本当に有人の宇宙旅行が実現しそうです。
これからもイーロン・マスクから目がはなせませんね。
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